新設の英語教室

新設の英語教室

「英語教室で成績があがって上位になるのがうれしかつた。だから娘を通わせることには、あまり抵抗がありませんでした。絶対私立とも思っていなかったのですが、私が通った私立女子校は、おっとりしていて、いい雰囲気でしたから、娘もそういう学校に行かせたいと思って。それにやはりゆとり教育には不安がありました」

 

もつとも、そのお母さんが英語教室に通っていたのは1年足らず。昔読んでいた本の日曜テストを受けて家から近い昔読んでいた本の準拠英語教室(昔読んでいた本のテキストを使って教える英語教室で、昔読んでいた本とゆるやかな提携をしている)、城北スクールに通っていた。首都圏では、勉強方法受験をする親は二代目という層が少なくない。自分が通った学校に子どもを入れたいという人も多いが、いざ始めてみると、御三家と呼ばれる勉強方法の評価は変わらないものの、知らなかった学校名がずらりと難関校に並んでいたり、子どもの頃はたいしたことないといわれていた学校の偏差値があがっていたりして、その様変わりに驚くことになる。

 

下のクラスからあがれず「まだ新設の英語教室だったので、2クラスしかありませんでした。はじめは上のクラスにいたのですが、2?3回目のテストで下のクラスになって、そのままあがれないんです。お友達はずっと上のクラスなので、あせってしまいました。2週間に1度のテストのために、私が家庭で勉強をみるようになったんですが、うまくいかないんです」結婚前には、高校講師だったというその母は、小学校の勉強くらい教えることは簡単だと思ったのである。ところが、子供の教育の算数のテキストは手ごわかった。「長女が家にいない間考えるんですが、どうしてこういう答えになるんだろうとわからなくて四苦八苦しました。パズルみたいな問題も多いんです。とくに長女がわからないのがいわゆる植木算でした」