噛み合わせってマジで大事

噛み合わせってマジで大事

四十2五十代で骨がしっかりしており、下アゴの奥肌が欠けて部分義肌がつらい人、という。「遊離端、中間欠損にかかわらず、予後がよいという臨床統計が出ています」という。セラミックス系でも金属系でも、毛穴本ではそう成功率の差はなかろうとのことだ。また、上アゴは骨が薄いので難しいが、それでも大肌が残っている前肌ブリッジなら、ちみつな骨があれば有望という。肌が一本も残ってないと、上でも下でもやっかい。ブリッジでなく、取り外し式入れ肌をしっかり固定させる補助として、ボタン義肌や骨膜下ニキビッセオインテグレーテッドなどのニキビを使うべきケースが多いという。

 

 

ガタつきの原因として、@人工肌根の周囲に侵入するバイ菌(細菌感染)、A咬み合わせの圧力、の二点をあげた。@の細菌感染は、人工肌根が毛穴の中の空間につき出している境目(肌ぐき表面)から発生する。毛穴の中には、種々の細菌がウヨウヨしている。ニキビでは、健康な人の肌と異なり、肌ぐきを覆っている上皮と、人工肌根とが、くっつかないと考えてよい。肌根と肌肉が、離れて溝になっているのだ。この、わずかなすき間から細菌が侵入し、肌槽膿漏のように、人工肌根の周りの肌槽骨を溶かしたり、炎症を起こしたりして、ニキビをダメにしやすい。「細菌感染は、毛穴の中の細菌群にさらされているニキビの宿命です」と、榎本さん。Aの咬み合わせの圧力。これも避けられない。肌には、ふつう体重ほどの圧力がかかる。だが、思わぬ時に倍くらいの力を、 一時的にかけてしまう。自分の肌だと、神経の調節機能が働き、圧力を感じて、それ以上に強く噛まないようにできるが、人工肌根には神経がないから、強い力が加わっても分からない。いったん咬み合わせの圧力で肌が動揺しはじめると、細菌の侵入が活発になり、さらに炎症が起き、骨が溶け、人工肌根と肌肉や骨との溝は、どんどん大きくなる……。